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  • 公開日時 : 2018/03/12 13:48
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リン酸塩を食品に入れる目的とその安全性について教えてください。

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回答

リン酸塩は、食品の乳化(油と水をうまく混ぜ合わせる)、結着(原料と原料をうまく引っ付ける)、pH調整(食品中のpHを調整することで、保存性、品質維持に役立つ)として練り製品や食肉製品・プロセスチ-ズなどに用いられる食品添加物です。
 
ハムやベーコンなどにもリン酸塩が使用されることがありますが、使用することでぱさつき感をなくしたり、ハム同士のはがれにくさを解消することができます。

これらリン酸化合物は、自然界に多く存在している物質で、野菜や肉・魚にも成分として含まれており、それらの食材をとおして私たちは日々摂取しています。
 
リン酸塩はそのような物質ですので、日々の食事を通して必ず食べていますし、また生きていくためには摂取しないわけにはいきません。しかし、必要なものとはいえ無制限に摂取していいというわけではなく量が問題となります。
 
リン酸を多量に摂りますと、副甲状腺機能亢進や骨代謝障害が心配されます。腎臓に障害のある人はリンの摂取を制限します。 また、逆に不足すると骨が弱くなるほか、新陳代謝が低下して、筋肉が弱くなったり、だるくなったりします。 つまり、バランスよく食事を摂取することが大事であることが重要であると言えます。

FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会は全ての食品からとるリン酸塩のリンとしての総量の上限を、体重1kgあたり 一日あたり70mgとしています(体重50kgの人なら3500mgとなります)。 日本人のおとなの場合、リンとしての1日あたりの摂取量は1200~1300mgと推定されており、食品添加物としての通常の使用量、通常の食生活であれば、この推定されている摂取量の範囲から大きく逸脱することはなく 、毒性上の問題は生じないと考えています。

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